葬送のフリーレン の感想

2024年4月4日

放送期間:2023年9月29日(金) - 2024年3月22日(金)
話数:全28話(連続2クール)
ひとこと総評:6話でシュタルクが加わったので、面白くなりそうな予感がする。

 


葬送のフリーレン 第6話の感想

第6話:村の英雄

 

シュタルク:「俺は、この村に3年もいたんだぜ」
フリーレン:「...短いね」
シュタルク:「超なげーよ!」

のやり取りでクスっとなり、

次の場面でフェルンが先に言って、続いてシュタルクも呟いた名言

「必要なのは覚悟だけ」

の言葉に頷き。

 

そして、シュタルクvs竜の戦闘描写に痺れた。

シュタルク・・・メチャクチャつえーーー

本当に「必要なのは覚悟だけ」だった。

でも、地道な修行をしてきたから こその偉業だよね。

ただ、フリーレンをババァ呼ばわりしたことは、フリーレンの仕返しが怖そう💦

 

他方、3人が城塞都市ヴァールに入ってから関所を通過するためにシュタルクとフェルンが色々動き回っていた時に城壁の上でシュタルクが呟いた、

「まっ あまり時間がないからな...」

の意味深な言葉に一瞬ドキっとしたけれど、師匠であるアイゼンの寿命を気にかけて、旅の土産話をアイゼンが元気なうちに持って帰るためだったとは、少し胸が熱くなったよ。

 

あと、6話終盤にフリーレンの意思とは裏腹に、あっさり関所を通過できてしまった場面にも笑ってしまった。

フリーレンの時間の流れに付き合っていたら、ヒンメルと同様にシュタルクとフェルンも気がつけば爺さん婆さんになってしまうからなぁwww

それにシュタルクは、アイゼンが生きているうちに旅を終えてアイゼンに土産話を聞かせないといけないから、2年間も無駄にできないだろうしね。フェルンもシュタルクのお陰で「フリーレン時間」を時短できる同志ができ、多少でもフリーレンに対するイライラが軽減されるかもね。(^^)

 

さて、シュタルクがフリーレンとフェルンの旅に加わり、面白くなってきたぞ。

視聴 & Blueskyポスト日:2024年5月15日

 

葬送のフリーレン 第5話の感想

第5話:死者の幻影

 

自分では、どうする事も出来ない寿命の差。

フリーレンって「本当は一緒にいた人達との別れが悲しいから、普段は平静を装っているだけなのかも?」と感じた。

他方、竜を討伐しようとしたが失敗し、逃げ遅れたフェルンの「やばい、やばい。これはダメなやつだ💦」と言わんばかりの焦った顔に笑ってしまった。

シュタルクに関しては、フリーレンを呼び出して偉そうな事を言っていたのに、まさかの魔物との戦闘経験ゼロだったこと。そして、蓋を開けてみれば、只のラッキーマンだったことにも笑った。

フリーレンに泣きつくシュタルクの姿を見てのフェルンの一言。

 

フェルン:「フリーレン様。コイツは駄目です。他をあたりましょう。」

 

確かに、この時点ではフェルンの言うことは最もだと思ったwww

でも、5話でやっと面白くなってきそうな展開になってきたぞーーー

 

蛇足だが、村人のクレジットを見て老婆(村人)のCVが「土井美加」と表示されていた事に「聞いたことのある声だと思っていたが、まさかの土井さんだったとは ^o^ 」と、感動した5話だった。

視聴 & Blueskyポスト日:2024年5月12日

 

葬送のフリーレン 第4話の感想

第4話:魂の眠る地

 

先入観で「エルフは朝型」と思っていたが、フリーレンは朝に弱かったwww

4話の前半では「大魔法師フランメ」という人物が過去に存在していたことが分かり、後半ではフランメはフリーレンの師匠だということが判明した。

師匠のフランメと一緒に過ごしていた1,000年前からフリーレンは、冷めた性格だったんだね。

1話から4話の間で、ヒンメル、ハイター、そしてアイゼンの3人が、そんなフリーレンに短命の人生でも大切な何かをフリーレンに教えてあげたいという気持ちが伝わってきた。

 

過去に大陸北部エンデまで10年かけて辿り着いたという ヒンメル一行との魔王城への冒険を今回は、フェルンと行くのか。フェルンにとっては10年でもフリーレンの体感年月は1週間位かもしれないなぁ。

師匠のフランメがオレオールにて、かつての戦友達と対話したことを フリーレンがヒンメルと同じ体験をする場面を見たら、たぶん泣いてしまうと現時点でも想像ができる。

 

4話まで視聴をしてみての「葬送のフリーレン」は、”感動こそすれど、凄く面白という訳ではない”というのが素直な感想。

少しだけ、2003年4月〜7月にTVアニメで放送された時雨沢恵一さん原作の「キノの旅」にスピード感などが似ていると感じている。「キノの旅」も考えさせられる事が多かった良作ではあるが「凄く面白かった!」という訳ではなかった。

強いて言うなら「味わい深い面白さ」かな。「葬送のフリーレン」も4話までは「奥深く、そして味わい深い良作」だと思う。

 

2023年9月29日に「葬送のフリーレン」が放送された当初、第1話〜第4話は金曜ロードショーにて「初回2時間スペシャル〜旅立ちの章〜」という枠で放送されたことを考えると、5話から面白くなるのかな?

視聴 & Blueskyポスト日:2024年5月10日

 

葬送のフリーレン 第3話の感想

第3話:人を殺す魔法

 

フリーレン:「お前...私のスカートめくったクソガキだな!」

3話のオチが最高に可笑しかった(^^)

80年前にクソガキだったということは、麦わらの老人は90歳前後かな?

 

フェルンは、2話から3話で1年が経過して16歳になったし、確かに背丈 そして体型も大きくなっていて、思わず「フェルン...でかっ!」とツッコンでしまった。

フリーレンの「フェルンに何かを隠しているような顔」に笑ってしまったけれど、フェルンの心配をよそに「弟子に誕生日プレゼントを買っていた」とは、単純に良い話だったではないか!

フェルンはフリーレンに「フリーレン様は、本当に人の感情が分かっていませんね」と言っていたが、弟子の誕生日にプレゼントを送れるのだから、フェルンが言うほどポンコツではないように感じた。

 

グレーセ森林でのクヴァールの封印解除と討伐の場面では「フリーレン つえーーー」と興奮し、しかもトドメは、クヴァールが自ら開発した貫通魔法の「ゾルトラーク」だったことにも驚いた。

と、同時に自分の作った魔法で息の根を止められたクヴァールに、少しだけ同情した。(チーン)

 

つーかフェルン・・・フリーレンから渡された本 読めよ  ( ̄^ ̄)

視聴 & Blueskyポスト日:2024年4月24日

 

葬送のフリーレン 第2話の感想

第2話:別に魔法じゃなくたって…

 

早くも2話で泣きそうになったよ〜

ハイターがフリーレンについた嘘・・・

こういうのを「やさしいウソ」っていうんだよね。

それにしても、フリーレンとフェルンの3人で過ごしていた描写のハイターは、とても幸せそうな顔していたな〜

ハイターの穏やかな笑顔を見ていてハイターの寿命が、残り少ないと感じ取れたから余計に辛かった。

 

ハイターの心情を勝手に想像してみたが、

「もう会えないと思っていたフリーレンと再会ができ、弟子のような孫のような存在のフェルンもいて、もし自分に妻と娘がいたら、こんな感じで穏やかに過ごしていたのだろうか・・・」

と、感じ取れるハイターの穏やかな笑顔だった。(フンドシだったけどw)

 

でも、フリーレンがハイターから依頼された本の解読が終わって、寿命を伸ばす魔法でハイターの寿命が伸びるかもしれないと期待をしていたけど、まんまと こちら側もハイターに謀られた。

あーしんど・・・

28話まで、あと何回葬送があるのだろう。

 

薬草家の老婆と過ごした、ヒンメルが好きだったという蒼月草そうげつそうを探す6ヶ月間の場面では、フェルンの感じたフリーレンに対する苛立ちも分からなくはなかった。

まるで、名探偵や名刑事に振り回される助手や新人刑事が抱く感情に似ていると思う。

でも、最後の場面で蒼月草があることに目星がついたフリーレンが魔法で飛んだシーンでは、思わず鳥肌が立ってしまった(≧∇≦)

その後にフェルンも魔法で飛んでフリーレンのいる場所まで登ってきたので「わーーフェルンも飛べるんだ!スゲー」と驚いた。

 

そして、フリーレンが見事に蒼月草を見つけ出し、浮遊しながら見下ろす蒼月草の描写は、すごく美しかった。

 

フェルン:「本当に見つけてしまうだなんて...」

フリーレン:「これで蒼月草の魔法が作れるよ。」

フェルン:「何で そんなに魔法に一生懸命に...理解できません!」

フリーレン:「分かるはずだよ。」

フリーレン:「フェルンだって魔法使いになることを あきらめなかった。」

フェルン:「それは違います。」

フェルン:「私は1人で生きていける力さえ手に入れば何でも良かったのです。」

フェルン:「別に魔法じゃなくたって...」

フリーレン:「でも...魔法を選んだ。」

フェルン:「(ハッとした表情)...(納得した顔になって)...そうですね」

 

やはり、長く生きているエルフからしたら、赤子同然である人間の若い娘とでは見えている景色が違うのかもね。

 

意外だったのは、薬草家の老婆がフリーレンのことを知らなかったこと。

この世界では、たとえ年月が経とうと「ヒンメル、ハイター、フリーレン、アイゼン」の4人の名前は知れ渡っていると思っていたけれど、有名なのは目立ちたがり屋だったヒンメルだけのようだね。

ヒンメル、ハイターの次は、3話〜28話の間でアイゼンの葬送場面があるのかな?

できれば、風の便りだけにしてほしいな・・・

視聴 & Blueskyポスト日:2024年4月9日

 

葬送のフリーレン 第1話の感想

第1話:冒険の終わり

 

「フリーレン...耳でかっ!」というのが最初の感想。

というか「葬送のフリーレン」に登場するエルフ族は、全体的に耳が大きく描かれているんだね。

あと、フリーレンの足がガッチリとした太さだったことも意外だった。他作品に登場するエルフって スラリとした体型が多く、足も細い印象が強いので、フリーレンの足の太さにも注目をしてしまった。

 

それにしても、名作の匂いがプンプンする。

この感覚は「無職転生」と「魔法使いの嫁」そして「ヴィンランド・サガ」の時に感じた「作画スゲーーー」という感動と同じ。

主人公のフリーレンが案外素っ気なく、物静かなキャラなので少し意外だった。エルフ族は、人間族とは時間の流れが違うからな〜

どことなく「魔法使いの嫁」の主人公であるチセ(羽鳥はとり 智世ちせ)に雰囲気が似ているとも感じた。

偶然にもCVが種﨑敦美さんなので余計にそう感じたのかもしれない。

 

驚いたのは、さっそく1話で葬送のシーンがあったこと。

「えーーーいきなり50年後になっちゃたよーーー展開...はやっ!」ってなったし、

「ヒンメルよりハイターのほうが、だいぶ年上に見えたけど・・・」

「というかヒンメルの背、縮みすぎじゃね?」とツッコミを入れてしまった。

 

どうでも良いことだけど、目が釘付けになったのは、開始から3分55秒あたりに登場した吟遊詩人らしいモブキャラが演奏していた楽器が「Helck(ヘルク)の第10話:地図を求めて」に登場したイーリスが使っていた「琵琶とアコースティックギターのあいの子ような楽器」とソックリなので「やっぱりヘッド部分が内側へ直角に曲がってるーーー」と声が出てしまった  ヽ(゚◇゚ )ノ

もしかして、ヘッド部分が内側へ直角に曲がっているアコースティックギターって実在しているのかな?それとも、中世ヨーロッパをモデルにした異世界の創作作品では定番の楽器なのかな?まーどうでもいいかwww

 

いや〜

とても静かに始まった第1話だった。

最終話までに、どんな感動(冒険)があるのかが楽しみ。

視聴 & Blueskyポスト日:2024年4月6日

 

外部リンク

TVアニメ「葬送のフリーレン」- 公式ウェブサイト

葬送のフリーレン - wikipedia

「葬送のフリーレン」公式 (@Anime_Frieren) - X(旧:Twitter)

 

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